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9/30~10/7 足場架設 屋根高圧洗浄 棟交換 下塗り シーリング
名取市植松にお住まいのS様。
近所で私たちが塗装しているのを見かけて、ご来店されました。
「屋根を塗りたいのだけど時々、雨漏りするんだ・・・」
せっかくの塗装も雨漏りしては残念なので、漏水個所を特定し修理してから塗装します。
今回のような屋根の形状の場合の漏水するポイントはある程度絞られていますが、思わぬところから漏れてる場合もあるので注意が必要です。
まずは屋根の棟を開けてみます。
ヌキ直という工法になっており、これだと雨水が中に入ってしまいます!!
一度撤去して屋根を加工する必要があります。
水で下地の木が腐っていました。
雨跡がありました。慢性的な漏水に悩まされていたのではないかと思います。
今回の工事でしっかりと雨漏りを止めさせていただきます!!
棟の下地を撤去したら、屋根の端を起こして、水がせき止められるようにします。
下地を作り
ガルバリウム鋼板をかぶせて棟の修理完了です。
これで長年悩まされた雨漏りから解放されます!
続いて雪止めの撤去です。
雪止めは積もった雪が一気に落ちないようにする大事な部分ですが、雪や雨水がたまるのでとても傷みやすいです。
トタン屋根だと錆びて穴が空いたりしてしまい、こちらも漏水してしまうポイントとなっています。
今回は雪止め自体の錆がかなりあったので新しいものと交換します。
錆があったので電動工具を使ってさび落としをします。
屋根の鋼板は厚さがあまりないのでやりすぎて穴をあけないように注意して作業します。
磨いた部分は強力な錆止めを塗ります。
錆止め塗料も錆を強力に抑えるもの、上塗りの密着を高めるものなど得意な性能が異なります。
現在の状態に適した下塗り材を選ぶことがとても大切です。
強力な錆抑え効果のある塗料を部分的に塗ったら、次は密着力の高い錆止めを全体的に塗っていきます。
ローラーで塗れない細かい部分は先にハケで塗ってからローラーで塗ります。
錆止めを全体的に塗ったら、屋根の縦の継ぎ目をシーリングします。
本来ここはシーリングする部分ではありませんが、屋根のつかみこみが甘く、雨水が侵入する可能性があったので作業しました。
もちろん、雨水が流れるように工夫してシーリングしていますのでシーリングしたせいで水が溜まってしまうことはありません。
これで漏水をとめ、屋根塗装の下地が完成です。
塗装というと塗るだけ、という印象が強いかもしれませんがこのように塗る前の準備がとても大切です。
業者を選ぶ際はどのような下地作りをするのか聞いてみるといいと思います。
10/8~10/22 屋根塗装・中塗り・上塗り 雪止め取り付け 足場解体
前回までは漏水を防ぐ工事と下塗り作業を行いました。
今回からはいよいよ仕上げの作業となります。
まずは屋根の中塗り(上塗り1回目)です。
なんと!!
作業中の写真を撮り忘れたので中塗り終了の写真です(;^_^A
中塗りでもかなり光沢があり、これでもう仕上がっているかのような状態ですが、この上にさらにもう一回塗ることで抜群の耐久性を発揮できます。
屋根の上塗り作業です。
塗料は乾くと色が少し変化する性質があるので、塗った部分と塗ってない部分はすぐわかります。
塗ったところに上がらないように、塗り残しが無いように丁寧に作業しました。
屋根の塗装を仕上げた後に、雪止めを新たに取り付けました。
雪止めが後付けのものであれば状態によりますが交換した方がお得になる場合があるのでぜひ正確な診断を、と思います。
屋根塗装が完了し、工事は終わりの予定でしたが、バルコニー防水の追加工事をいただきましたのでもうしばらく工事が続くこととなりました。
屋根やバルコニーといった漏水に直結する部分をしっかり直して、安心して暮らせる工事にしたいと思います。
それではまた!!
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