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亘理町にお住まいのO様より、「外壁の傷みがひどくなってきたので見てほしい」とのお問い合わせをいただきました。きっかけは私たち宍戸ペイントサービスの折り込みチラシ。目に留めていただけたこと、そしてご連絡をいただけたことをとても嬉しく思います。
実際に現地調査を行ったところ、外壁の一部が浮いていたり剥がれていたりしており、見た目だけでなく機能的にも心配な状態でした。原因を調査した結果、「凍害」による劣化であることがわかりました。
凍害とは、外壁の内部に水分が浸入し、それが冬の寒さで凍結と融解を繰り返すことによって、内部から膨張し、ひび割れや剥がれといった劣化が進行する現象のことです。特に、宮城県のように冬の気温が低くなる地域では発生しやすく、一度凍害が起きるとどんどん被害が広がってしまいます。
そのため、今回は凍害が進んでいた箇所の外壁を「部分貼り替え」した上で、その上から塗装を行う施工方法をご提案しました。塗装だけで済ませてしまうと、またすぐに剥がれたり劣化したりしてしまうため、根本的な対策が重要です。
まずは足場を安全に設置し、高圧洗浄を行って建物全体の汚れやホコリ、古い塗膜などをしっかり洗い流します。洗浄を怠ると塗装がすぐに剥がれてしまうため、とても大切な工程です。
凍害によって傷んだ外壁部分は、既存の外壁材を撤去し、新しいボードで貼り替え。見た目も機能も安心できる状態に整えてから、塗装で仕上げていきます。
O様邸の屋根は金属製。金属屋根の塗装では、しっかりと「下地処理」を行うことがとても重要です。まずは「目あらし」と呼ばれる処理で表面に細かな傷をつけ、塗料の密着性を高めます。
その後、サビ止め効果の高い下塗り材をしっかり塗布。さらに中塗り・上塗りと合計3回塗りで、丁寧に仕上げていきました。
このような工程を経ることで、見た目の美しさだけでなく、長期間にわたって雨や紫外線から建物を守る耐久性も確保されます。
外壁や屋根だけでなく、雨樋の傷みも進行していましたので、あわせて交換をご提案しました。新しい雨樋は雨水の流れもスムーズで、家の基礎や外壁に余分な水分がかかる心配もありません。これで雨の日も安心ですね。
外壁の貼り替え+塗装、屋根の3回塗り、そして雨樋の交換まで行い、O様邸の工事は無事完了いたしました。外観もすっきりと綺麗になり、見た目にも機能面でも生まれ変わったお住まいに、O様にもご満足いただけたご様子です。
O様、このたびは宍戸ペイントサービスにご依頼いただき、本当にありがとうございました!これからも何かあればいつでもご相談くださいね(^^)/
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