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屋根・外壁塗装工事を行う前に必ず専門家の診断を

家を塗るだけなのに診断って必要なの?

家の塗装を長持ちさせるには、 家の状態に合わせて適切な塗料や工法を選ぶことが大切です。

家は雨や風、紫外線などにさらされているため、新築から10年も経てばいろいろな部分が傷んできます。

もし、傷んだ部分を直さずに塗装をする、または、正しく直さずに塗装をしたりすると、
すぐに塗装が剥がれるようなことにもなってしまいます。

そうならないように、どの部位がどれくらい傷んでいるか、そして、どの塗料や工法がいいのかを正確に診断する必要があります。

診断ってどんなことをするの?

診断で私たち専門業者が最初に注目するのは、
お住まいがどのような建材なのかというところです。

例えば屋根であれば、金属系なのか、スレート系なのか。
外壁であれば、窯業系サイディングなのか、モルタルなのか。

使用している建材が違えば当然下地づくりや下塗りの材料が変わってきます。下地や下塗りといった、表面からは見えない部分が、長持ちする塗装にとって実はとても大切なのです。

診断方法は、打診棒で外壁に浮いている部分がないか確認したり、30倍顕微鏡で表面の劣化を確認したりします。

窯業系サイディングの場合は、水分計で外壁の水分量を計ります。
水分量の数値が高い外壁にそのまま塗装すると密着不足となり、塗膜が膨らんだりしてしまいます。

外壁に含まれる水分量は、ぱっと見や触った感覚だとほとんどわからないので、専用の計器を用いて、とても注意深く診断する必要があります。

専用の計器を使ってしっかりと診断。

次に雨漏れなどの箇所がないか調べる漏水調査では、サーモグラフィーによる診断を行い、漏水箇所を特定します。

実際に雨漏りする部分から離れた場所で漏水箇所が見つかる場合もあり、建物の傷みを調べるためにとても大切な調査となります。

屋根の診断では基本的にはハシゴをかけるなどして屋根に上って診断するのですが、
足場のない状態で屋根に上がるのが危険な場合もあります。
ハシゴが届かない高所や急勾配、雨や雪などで屋根が滑りやすくなっている場合などです。

私たちは屋根に上がれないと判断した場合に高所撮影用カメラなどを使用し、正確な診断を行っています。ご希望であれば、カメラの映像を通して、リアルタイムで現状をご確認いただけます。

安心で安全な診断が

最適な塗装工事のご提案につながります。

また、同じ建材でも傷み具合によっては、塗装では長持ちしない場合もあります。

その際には屋根葺き替えやカバー工法、雨どいの交換などお住まいに最善のご提案をさせていただきます。

お住まいに傷みがなく、工事の必要がない場合はそのようにお伝えいたします。
不要な工事を勧めることはありませんのでどうぞご安心ください。

診断後3日~1週間で診断の結果をまとめた「外壁塗装診断書」を無料でお渡しいたします。

診断は国土交通省の基準に従って行っています。
診断書を見ていただければ、お住まいを長持ちさせる外壁塗装や屋根塗装がわかるようになっております。

診断した内容は

外壁塗装診断書にまとめてお渡しします。

また、診断書をお渡しする際には、診断結果に基づいた塗装の方法やお住まいにぴったりの塗料・塗装以外のお住まいを長持ちさせる方法などについてもお話しいたします。

お住まいについてのご心配や疑問がありましたら、このような機会にぜひお聞かせください。

国土交通省のガイドラインに沿った診断を

2013年6月に国土交通省が既存住宅インスペクション・ガイドラインを策定しました。

理由としては、中古住宅はそれまでの維持管理や経年劣化の状況により
建物ごとに品質の違いがあるので、購入時に適正な建物状態を知ることのできる
インスペクションを希望する方が増えてきたことがあります。

現在は民間事業者が独自のインスペクション等を実施していますが、
これらの調査は現場で検査をする者の技術や知識の差によって判断に違いが発生します。

そのため、国土交通省がガイドラインを定めることで、
中古住宅の購入時における基本的なインスペクション調査方法を明確にし、
消費者に対してインスペクションの信頼性と正確さを守れるようにしました。

出典:国土交通省住宅局発行『住宅リフォームガイドブック』

インスペクションでは、住宅の基礎や外壁など各部位ごとに生じているひび割れ等の劣化や
不具合についての状態を、目視による非破壊で調査を行います。

劣化の状態が構造的な欠陥からくるものか、経年劣化による自然発生による原因かの
違いなどの判断をします。

国土交通省が策定したインスペクションのガイドラインでは、
既存住宅の検査を3つに分類しています。

  1. 一次的なインスペクション

    (目視などを中心とした非破壊による調査)
  2. 二次的なインスペクション

    (破壊調査も含めた詳細調査)
  3. 性能向上インスペクション

    (リフォーム前後の住宅性能を把握するもの)

出典:国土交通省「既存住宅インスペクション・ガイドラインについて」

ガイドラインの対象となるのは、
一次的なインスペクション=既存住宅現況検査となります。
戸建住宅の検査項目は以下の通りです。(塗装工事は②が中心となります)

出典:国土交通省「既存住宅インスペクション・ガイドライン」

このガイドラインは、実施内容として必要十分なものを示すものではなく、
適正な業務の実施となるよう、共通して実施することが望ましいと考えられる最小限
の内容を示そうとするものです。

状況によって必要な場合は、
破壊調査も含めた詳細調査(二次的なインスペクション)を行った上で、
塗装工事をすることがあります。

まずは、業者に診断を依頼することからスタートしましょう。