Column
こんにちは!SPS宍戸ペイントサービスの宍戸です。
「塗装の中塗りと上塗りで色を変えると、手抜き工事のチェックになるらしい」
そんな情報をネットや冊子で見たことはありませんか?
確かに、一見「色が違えば仕上がりを確認しやすい」というのは理にかなっているように思えます。
しかし、私たちは 原則として、中塗りと上塗りの色は同じにする ことをおすすめしています。
今回は、現場経験から分かった「色変え工法」の落とし穴についてご紹介します。
この記事の目次
❓ なぜ「色を変える」塗装が増えているのか
中塗りと上塗りの色を変える工法は、もともと 公共工事や大規模現場で採用されていた方法です。
理由はシンプルで、
という「管理しやすさ」のためでした。
これを住宅塗装でも導入する業者が増えてきたのですが、実はこれ、必ずしもお客様にとってベストな工法ではないんです。
たとえば、
のような組み合わせだと、塗料の劣化が進む数年後、中塗りの色がうっすらと見えてしまう場合があります。
これは「上塗りが1回分の厚みしかない」ことが原因です。
塗料というのは、同じ種類・同じ色を連続して重ねることで最大の性能が発揮される設計になっています。
別の色で重ねてしまうと、微妙に層が分離しやすくなり、塗膜としての一体性が弱くなってしまいます。
結果的に、耐用年数が短くなる可能性が出てきてしまうのです。
私たちSPSでは、お客様のご要望がない限り、中塗りと上塗りは同じ色で丁寧に2回塗りを行います。
「見た目で確認したい」というご要望には、施工中の写真や動画で 工程管理の可視化 を行うことで対応可能です。
塗り回数を誤魔化すことなく、仕上がりも美しく、耐久性の高い塗装をご提供する。
それが私たちのこだわりであり、誠実な職人仕事だと考えています。
🎯 まとめ
あなたの大切なお住まいを長く守るために、見た目だけでなく「中身」にこだわった塗装を選んでくださいね。
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