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8/10~9/2
名取市ゆりが丘にお住いのK様。建物の塗装は今回が2回目です。
安心して任せられる塗装業者を調べられていました。
塗装工事をする業者も、たくさんありますのでどこに頼んでいいか悩まれるところだと思います。
今回、SPSを選んでいただいた期待にこたえられるように、一生懸命作業したいと思います。
工事は足場の設置から始まります。
これから約1か月間、よろしくお願い致します。
足場設置後、高圧洗浄を行いました。
屋根は汚れが残っているとものすごく滑るので、洗った後に歩けることが汚れがとれたというサインでもあります。
チョーキングが進行していた外壁も高圧洗浄してから、塗装します。
外壁のシーリング材を取り除いていきます。
窯業系サイディング(現在、多くのお住いがこのタイプの外壁です)の外壁の場合、サッシ周りや外壁の継ぎ目はこのシーリングというゴムのようなもので埋められているのですが、年数が経過すると固くなり、割れたり切れたりしてしまいます。
このシーリングが切れてしまうと、外壁の裏側に水が侵入してしまい、下地を傷ませたり、漏水につながったりしてしまいます。
ひび割れてしまったシーリングは上から塗装してもその機能はもとに戻らないので、塗りかえの際には基本的にシーリング工事もセットと考えられるといいと思います。
撤去したシーリング材です。
最終的に土のう袋2つ満タンになりました。
今まで建物を守ってくれていたシーリングは役目を終え新しいシーリング材がこれからのお住いを守ります。
シーリングはマスキング、プライマーを塗ったらシーリング材を充填しヘラでならしていきます。
シーリング材は種類と厚み、気温によって1日から1週間くらい固まるまで時間が変動します。
今回使用しているシーリングは1日から3日で固まるので、その間は外壁塗装以外の作業を行います。
下地処理を行っています。
塗装面の研磨作業は電動工具を使ったり、手作業で行ったりします。
前回の塗膜が傷んでいたり、塗装がたれていたりするとそのまま塗ってもきれいに仕上がりません。
この作業を丁寧に行うかどうかが仕上がりを決めます。
細かい部分はサンドペーパーを手作業で行います。
スレート屋根の重なり部分は前回の塗装で埋まっていて、雨水の排出が悪くなっていました。
今回の塗り替えでしっかりと隙間を作り、正常な雨水の流れを取り戻します。
タスペーサー装着で屋根の重なり部分を確保しました(#^^#)
屋根塗装、下塗り1回目を行いましたが前回の塗膜が脆弱だったため、一部剥がれてきました。(チヂミやちんこうといわれる現象)
はがれかけた部分を削り、下塗りを塗りなおします。
この作業を何回か繰り返し、下塗りの塗料で前回の塗膜がはがれないのを確認してから次の工程に移ります。
スレート屋根の塗り替えの場合、この「下塗り材で前回の塗膜が浮いてしまう現象」はよく起こります。
これを防ぐにはやはり1回目の塗り替えを丁寧に行うほかありません。
次に塗り替えることをイメージして丁寧に作業することがお住いのトータルのコストを抑えることにつながります。
屋根下塗り2回目を行い、下地が整いました。
屋根塗装、中塗りです。
下地をしっかり整えたのでこの時点でもきれいに見えます。
屋根の仕上げの塗装は、棟といわれる屋根の板金を交換してから行います。
軒天(天井部分)の下塗りを行っています。
軒天は建材にもよりますが大体が防カビ型のアクリル塗料を塗ります。
対候性(紫外線に対する強さ)はシリコンやフッ素にかないませんが、防カビ性が高く湿気の高い部位に強みを発揮します。
軒天部分は紫外線を浴びることが少ないので、対候性より防カビ性が求められます。
どんなに高性能な塗料でも用途にあっていないとその性能を発揮できません。
建物の部位に合わせて塗料を選択することがお住いにとって何よりも大事なことです。
軒天塗装上塗りが完了したら、いよいよ外壁の塗装を進めていきます。
外壁塗装、下塗りです。
窯業サイディング専用の下塗り材を塗っています。
一度白に全体を染めてから仕上げの色を塗ります。
外壁塗装、中塗りです。
平らな外壁はムラがでやすいのでより注意して作業する必要があります。
外壁塗装、上塗りです。
メインの外壁塗装は完了です。
バルコニーや玄関先の外壁でアクセントの塗装を行うので仕上がりまでもう少しですね(^^♪
それではまた!!
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