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4/25~4/30
白石市にお住いのK様。
築28年で初めての塗り替えです。
まずはお住いの現状を確認します。
屋根はオレンジ色のコケの付着と、表面の塗膜がかなり劣化しています。
ただ、屋根自体の強度はまだ十分あるので塗装できれいにすることができます。
雨樋は劣化がかなり進行していて塗装でもたすことができない状態でした。
地域差はありますが、だいたい25年くらいで雨樋は寿命を迎えます。
1回目の塗り替えか、2回目の塗り替えか。
劣化具合を見計らって交換することをお勧めします。
外壁は北面の浴室窓などで、凍害が発生していました。
結露した水が外壁を伝い、凍ることで外壁を腐食させてしまう現象です。
こうなると部分で外壁を交換するしかないのですがまったく同じデザインの外壁は生産されていません。
できるだけ似た外壁を見つけたいですが・・・
外壁の継ぎ目のシーリングも切れていて、防水性能がない状態でした。
ただ塗るだけでなく、シーリングを施工してから塗装することでお住まいを健康な状態にできます。
工事初日は足場の設置を行いました。
日差しもちょうどいい、作業しやすい天気です!
工事2日目、高圧洗浄を行いました。
写真右半分が洗浄した部分です!!
黒い屋根が白い屋根に・・・
高圧洗浄のパワーのすごさがわかります(;’∀’)
外壁は屋根に比べて汚れの蓄積は少ないですが、汚れの上から塗装すると塗装が剥がれてしまうのでしっかりと洗っていきます。
工事3日目。
屋根や破風の浮いている部分をビス止めしました。
従来の釘止めだと経年で抜けていたりするのでこういった補強をして塗装すると風で屋根が飛ばされた、といった心配がなくなります。
屋根の下塗り1回目。
乾ききった屋根に下塗り塗料がぐんぐん吸い込まれます。
まるで塗ってないかのように・・・
この下塗りが塗ったとわかる状態(あめ色)になるまで下塗りを繰り返します。
塗装回数〇回塗り!
回数は大事ですが、このあめ色になる状態になることが目的ですので、あめ色にならなければ3回でも4回でも下塗りを行う必要があります。
屋根塗装の2回目です。
左半分であめ色と白っぽくなっている箇所がみえます。
これが塗料を吸い込んでいる状態で、この上に上塗りをすると上塗り塗料も屋根材に吸い込まれ塗料の性能を発揮できなくなるので、全体があめ色になるように下塗りを繰り返します。
下塗りが完了したら、屋根の縁切りを行います。
今回はタスペーサーという部材を屋根の重なり部分に入れていきます。
こうすることで雨水の流れがよくなり、屋根の傷みを防ぐことができます。
逆をいうとこの工程をしないと、塗装をしても屋根が傷むということです。
スレート屋根塗り替えの際は要注意です。
屋根は中塗りまで進みました。
今回は無機塗料で仕上げていきます。
塗料の耐久性能は基本的にシリコン→フッ素→無機と高くなっていますが、その塗料の成分の配合によっては逆転現象もあり得ます。
フッ素塗料でも、シリコン塗料以下の耐久性の塗料もあるということです。
このへんはなかなか判断が難しいと思います。
どの塗料を選べばいいのか、正しい知識でお伝えさせていただきますのでご安心してお任せください。
工事はGW休みに入って5/9より再開予定です。
それではまた!!
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