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大河原町金ケ瀬にお住まいのM様から「1階部分で雨漏りが発生していて困っている」とご相談をいただきました。
現地にお伺いして調査したところ、屋根は昔ながらのトタン屋根で、広範囲にサビが進行しており、一部には穴が開いてしまっている状態でした。
これでは、どこか一部を補修しても根本的な解決にはならず、1階全体の屋根をしっかり改修する必要があります。
屋根全体を葺き替えるという方法もありますが、既存のトタン屋根を撤去すると費用がかさむうえ、工期も延びてしまいます。そこで今回は、既存の屋根材はそのまま活かし、上から新しい屋根材をかぶせる「屋根カバー工法」での施工をご提案しました。これにより、廃材が出ないため費用も抑えられ、工期も短縮できるというメリットがあります。
新しく施工するのは、耐久性に優れた「ガルバリウム鋼板」の屋根材。見た目は今までとあまり変わらず、すっきりとした外観を保ちながらも、サビに強く、長期間安心して過ごせる屋根になります。
屋根カバー工法といえども、しっかりとした下地処理は欠かせません。まずは、既存の屋根の上から「ルーフィング」と呼ばれる防水シートを全面に施工します。
このシートが屋根材と躯体の間に入り込むことで、二重の防水効果が得られます。特に雨押えや軒先、雪止めといった雨水が集中しやすい部分は丁寧に解体・処理をしながら、新しい屋根材との取り合い部分も的確に施工していきました。
ガルバリウム鋼板の施工が完了し、以前と同じような外観を保ちつつ、屋根は耐久性抜群に生まれ変わりました。雨漏りの心配も解消され、外観もきれいになったことで、M様にもご安心いただけました。
M様、このたびはご依頼いただきありがとうございました。今後もメンテナンスや点検など、お住まいのことでお困りの際はいつでもご相談くださいね!
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