遮熱無機の屋根塗装!
9/23~10/7 外壁塗装 屋根塗装
名取市小山にお住まいのS様。今回が2回目の塗装工事になります。
前回は建築された一条工務店での塗り替えをされた様でした。
前回の工事に負けないよう、塗装施工店として一生懸命作業させて頂きます。
今回S様は耐久性の高い塗料を使って塗り替えのサイクルを延ばすことをご希望されていました。
現在、最も耐久性の高い塗料は無機塗料です。
ですが、無機塗料は製造が難しいため、一部の無機塗料は名ばかりで耐久性がフッ素より劣ってしまう・・
そんな塗料も実在します。
きちんとした無機塗料を使用する業者を選ぶことが塗装工事を成功させるポイントであります。
S様邸で使用するのは屋根はオルガードマイルドIR、外壁はスーパーセランフレックスという塗料です。
塗料の名前を聞いてもピンとこないかもですが、この塗料を作っている会社はダイフレックスといって無機塗料の第一人者です。
実績が豊富(10年前からあります)なので安心感があります。
長持ちする塗料をご希望でしたら一度ご検討されることをおススメします。
ちなみに屋根は、遮熱塗料です。
夏場は気温の上昇を抑えることができるので快適に暮らすことができます。
工事は足場の架設からスタートです。
台風が接近と情報があったので、念のためシートをまとめました。
*台風はそれまして、一安心しました
足場設置翌日は高圧洗浄を行いました。
外壁や雨樋、軒天など隅々まで洗いました。
洗浄翌日は下地処理を行いました。
外壁サイディング部分の目地シーリングを撤去していきます。
目地のシーリングは5mm以上の厚みがないとすぐに切れてしまいます。
古くなったシーリングに重ねて行う増し打ちは目地に関しては一時しのぎでしかないので、注意が必要です。
シーリングする部分にマスキングテープを貼ります。シーリング材が外壁にはみ出ると上に塗装したとき、とてもカッコ悪いです。
そうならないように行う作業です。
シーリングする部分にプライマーという下塗りをします。
プライマーはシーリングと外壁をよくくっつける働きをします。
ここをおろそかにするとシーリングがすぐに切れてしまうので要注意です。
シーリング作業は建物全体を行います。
外壁の塗料を吟味することも大事ですが、漏水など、お住まいの機能に直結するこのシーリングの部分をしっかり工事することが、お住まいを長持ちさせることにおいてとても大切なことです。
続いて外壁のひび割れ(クラック)の補修作業です。
窯業系サイディングはサッシ廻りなどにひび割れが生じやすく、単純にシーリングのみで直すと再び割れたり、直した跡が目立ってしまいます。
そうならないようにひび割れの補修はしっかりと手間をかけなければなりません。
まずはひび割れ部分に補修材がたっぷり入るようにカッターでひび割れを太くします。
続いてシーリング材を充填します。ひび割れは動きやすいので追従性の高いシーリングが補修に適しています。
ですがシーリングだけですと直した跡がとても目立つのでポリマーセメントで平らにし、模様をつけていきます。
補修完了です。
後は下塗りを全体に塗布します。
マスチックという厚付けの下塗りをしています。
下塗りの工法にはいろいろ種類があるのでお住まいにどんな塗料や工法が適しているのかを正確に診断してご提案することが我々の役割であります。
さて、正面の外壁は同じく窯業系サイディングなのですがこちらはタイル調の柄となっており、ただ塗りつぶすには味気ない、そんなご要望がS様からあり、今回はWB多彩という工法のご提案をさせて頂きました。
WB多彩は従来の塗装と違い、塗装で外壁を貼り換えたような仕上がりが得られる塗装となっています。
外壁を専用の下塗り材で白く染めてから、中塗りを2回行います。
中塗りで模様をつけていきます。
すでにかっこいい感じですね!!(^^♪
WB多彩塗装は認定施工制になっており、認定施工店になっていても1年間実績がないと認定店から外れるという厳しい制度になっています。
ご興味のある方はぜひお声おかけくださいね(^^♪
続いて屋根の塗装です。
今回は遮熱の無機塗装です。
下塗りは遮熱専用のシーラーを使用しています。
今回、2回目の塗り替えで屋根の重なりが塗料で埋まっていたので、タスペーサーという部材を使用し縁切り作業をしてから塗装しています。
屋根の中塗り塗装です。
この時点で光沢感がありますね!!
もう1回塗れば最高の仕上がりになると思います。(^^♪
下地処理に時間をかけて行っていたので作業がなかなか進んでないように感じますが、現状では順調に工事が進んでおります。
遮熱の屋根も、外壁多彩仕上げも仕上がりがとても楽しみですね。(^^♪
明日も頑張ります!
それではまた!!