塗装前の修理、補修がとても大事です
2/8~2/20 外壁塗装 屋根塗装 シーリング 各所塗装
気温も高くなってきて、過ごしやすい日が続いていますね。
雪でなく雨が降るというのも春が近づいているんだな、と感じます。
アパートの塗り替え工事は職人を増員しペースアップしています。
外壁塗装の前にサッシ周りなどのシーリング処理を行いました。
ひび割れたシーリングの上にそのまま塗装しても建物の機能を回復できないのでこういった下地処理はとても大事なのです。
まずはシーリングをする部分がはみ出てきたなくならないようにマスキングしていきます。
シーリング材が外壁によくくっつくようにプライマーという塗料を塗ります。
これを塗らないとシーリングが外壁から剥がれやすくなるので塗り残さないように丁寧に作業します。
シーリング材を充填していきます。
シーリング材は完全に固まるまで時間がかかるのでその間別の作業を行います。
屋根の塗装、下塗り(錆止め)を行っています。
雪止めの下に穴が開いているのがわかります。
瓦棒と呼ばれるこのような形状の屋根は雪止めの下に水が溜まりやすく、錆びて穴が開いてしまうケースがあります。
屋根に穴が開いているので漏水につながりますし、早急に対処しなくてはなりません。
板金を加工したものを貼り、穴を塞ぎます。
単純にシーリングで穴をふさいだりもできますが、耐久性や見た目から、こちらの工法が断然お勧めです。
屋根の中塗り作業です。
今回はフッ素塗装仕上げです。艶も良く、きれいな状態が長持ちする塗料です。
屋根の上塗りです。
仕上げの塗料を2回塗り、適正な膜厚をつけることで塗料本来の耐久性を発揮できます。
どんなにいい塗料でも薄塗りしてしまえば、その効力は半減です。
しっかりと使用量を守り塗装を行う必要があります。
きれいに仕上がりました(^^)
傷んだ鉄部は下地処理をした後、
板金で補修しました。
鉄部は錆を落としてから錆止めを塗ります。
鉄部の中塗り作業です。
鉄部3回塗りで見違えるような仕上がりとなりました。
鉄部以外の天井(軒天)は防カビ性の高い塗料を2回塗りで仕上げます。
軒天は湿気が強いので塗料選びを間違えるとカビの発生や塗膜の剥がれなどトラブルが起きますので、注意が必要です。
軒天はつや消し仕上げです。
外壁の下塗り作業です。仕上げの色は濃い茶色ですが、いったん白で染め上げます。
窯業系サイディング塗り替え専用塗料で、表面の細かいひび割れを埋める効果があります。
こうしてみると白い外壁もよさそうですね。
一旦下塗りで白く染め上げたら、次は仕上げの色を中塗りします。
中塗り完了です。
中塗りで仕上がりと言ってもいいくらいの塗り方をしています。
これを2回繰り返すことで見た目も、耐久性も良くなります。
外壁の上塗り作業は中塗りと同じ色を使用するので、塗り残しが無いように丁寧に作業します。
屋根や外壁など大まかな部分の塗装が終わり、残すは玄関ドアや細かい部分の塗装を残すのみとなりました。
足場のメッシュシートを柱にまとめると建物の仕上がりイメージが確認できます。
とてもかっこよく仕上がっていますね。完成が楽しみです。
それではまた!!