築年数を感じさせない外壁の色選び
8/3~8/31
今年の夏はとても暑い日が続いたり、かと思えば梅雨がもどってきたような雨の日が続いたり。
天気に翻弄されて大変悩ましい日が続いております。
名取市大手町のM様邸塗装工事は下地処理を行っています。
ご主人が気になってご自身で直したひび割れ部分。
シルバーのスプレーで仕上げてました!!
このひび割れ(クラック)は表面だけ埋めても再び割れてしまうので、しっかりとした手順で補修してから塗装しなければなりません。
ひび割れ部分にそって電動工具でひび割れを太くします。
こうすることで補修材を厚く充填できるのでひび割れの再発する可能性が下がります。
シーリング充填しました。
このままでは平らになっていないので、複数回補修を繰り返し、平らにします。
ひび割れ部分に既存の模様に合わせて下地を付けました。
しっかり直して、目立たなくなりました!
そのうえで、マスチックという厚塗り模様の下塗りを行います。
こうすることでひび割れを直した後をさらに目立たせなくし、下塗りに厚みもつくので耐久性もアップです(#^^#)
外壁の中塗りです。
今回は思い切ったイメージチェンジの外壁色。
仕上がりが楽しみです。
外壁の上塗りです。
塗装は塗った直後は艶があり、色味も少し選んだ色と違く感じますが、乾くと落ち着いて選んだ色の仕上がりになりますのでご安心ください!
屋根は雨押えという壁と屋根の境目の板金の下地(木)が腐食していたので交換してから塗装します。
表面はきれいに見えても下地が傷んでいては塗装しても持ちません。
建物の診断を丁寧に行い、お住いを長持ちさせる塗装をご提案いたしますのでご安心してお任せください。
新しい木材に交換してから板金をかぶせます。
これで風の強い日も安心ですね(^^♪
屋根は下塗りの一回目の塗装を行っています。
高圧洗浄で白くなった屋根材が下塗りをするとあめ色に変わります。
ただ、1回しか下塗りをしないと、あめ色だった屋根がまた白くなり、塗ったかどうかわからないような状態になります。この状態で上塗りをすると塗料が屋根材に吸い込まれてしまい、仕上がりが悪くなるうえに耐久性も落ちてしまいます。
スレート屋根の塗り替えの際は下塗りが効く塗装回数かどうかをチェックしましょう。
屋根の下塗り2回目です。
屋根材の吸い込みがとまり、仕上げられる下地状況になりました。
また、いつもだとタスペーサーという屋根材の隙間をあける部材を入れますが、今回は屋根の隙間が経年により結構開いていたのでタスペーサーは入れずに通常の塗装をしています。
お住いの状態に合わせて工法を変えていくのが塗装工事においてとても大切なことなんです。
屋根の中塗り後です。
下塗りがバッチリ効いているので中塗りの時点で光沢感があり、きれいです。
屋根の上塗りです。
合計4回塗りで塗料本来の性能を引き出しました(#^^#)
今回は基礎も黒で!!
木部も黒で!!
雨樋ももちろん黒で!!
すべてを黒(若干グレーに近い)で仕上げました!!
玄関の錆びて穴が開いた屋根は、屋根を新しい板金に変えました。
最近の外壁色は黒や濃紺など、濃色の流行りがきてますね。
外壁をどんな色にしたらいいかわからない・・・
とお悩みの方はこういったカラーも一度参考にされてみてはいかがでしょうか?
色選びがより楽しくなると思います!
今回の色を選ばれたM様、ナイスセンスでした!(^^)/