名取市ゆりが丘 外壁塗装・屋根塗装 S様邸 2020.3.3
珍しい縦のツートンカラーがすごく素敵に仕上がっています
3/18~3/23 外壁上塗り 屋根上塗り 足場解体
今月上旬より行っていた名取市ゆりが丘S様邸。
無事工事が完成しお引き渡しをしてきました。
外壁の上塗り作業。
屋根の上塗り作業です。
下はビフォー。
アフター。
だいぶ印象が変わりましたね。
S様も大変満足していただき、とてもうれしく思います。
今後も末永いお付き合い、どうぞよろしくお願い致します!
塩ビ鋼板という材質の塗装は気を付けなくてはなりません
3/12~3/17 外壁下塗り・中塗り 屋根下塗り・下塗り2回目・中塗り 各所塗装
晴天に恵まれ名取市ゆりが丘S様の外壁塗装工事も予定を上回るペースで進行しています。
今日もいろいろな作業を報告させていただきます。
まずは屋根の塗装からです。
前回までは剥がれかけた塗膜をはがし、下地を整える作業と、金属部分の下塗りを行いました。
今回はスレート部分の下塗りです。
シーラーという下塗り材をたっぷりしみ込ませて塗っていきます。
スレート屋根(コロニアル)は塗料を吸い込んでしまう材質ですので、仕上がり、持ちをよくするには吸い込みをしっかり止めてから上塗りをしなければなりません。
しっかりと吸い込みを止めるためには造膜タイプのシーラーを2回塗ります。
屋根下塗りの2回目です。
透明の下塗り材が乾いて、全体があめ色になれば下地が整ったというサインであります。
屋根の中塗り作業完了後です。
この状態でも光沢がありますが、次の上塗りを行えばよりきれいな艶になります。
耐久性の高いフッ素塗装、仕上がりが楽しみです。
外壁の塗装の前に、シーリング部分がブリードと言って汚れが浮き出ないようにするための下塗り材を塗っていきます。
外壁の下塗り作業です。
外壁を白くそめていきます。
外壁の中塗り作業です。
今回S様のお住まいは上下ではなく玄関部分での色分けを行っています。
どういう仕上がりになるか・・・
完成までのお楽しみです。
破風などの細かい部分などの仕上げも行いました。
まずはサンドペーパーを使って表面の下地を整えていきます。
今回の破風の材質は塩ビ鋼板といって、金属の上に塩ビシートが貼ってあるものになります。
この塩ビシートは、弱溶剤タイプの塗料を塗ると、塗膜がべたべたになってしまいます。
塩ビシートに含まれる可塑剤というものが出てくるためです。
そうなってしまうと風で舞った砂ぼこりや雨汚れなどがくっつき、すごく汚れてしまいます。
また、塗装も剥がれてしまう可能性があります。
そうならないように塩ビ鋼板専用の下塗り材を使用する必要があります。
長くきれいなお住まいであるためにとても大切な工程ですので、しっかりと行っていきます。
中塗り作業です。
白からこげ茶に変わります。雨樋や破風などの色が変わるとお住まいの印象がだいぶ変わります。外壁の色はもともとの色が気に入ってるけど少しイメージを変えたいなぁ・・・と思っている方にお勧めです。
破風、雨樋の上塗りです。
仕上がりがとてもきれいですね!
破風や雨樋の塗装も完了し、完成が見えてきました。
明日以降も晴天のようですのでしっかりと塗装したいと思います。
それではまた!!
スレート屋根の塗装は縁切りが必須ですが・・・
3/7~3/11 屋根縁切り、ケレン作業 養生 各所下塗り
屋根の修理も終わり、今日からは塗装の準備を行います。
まずはスレート屋根の縁切り作業、ケレン(塗膜をはがす)作業を行いました。
スレート屋根(コロニアル)は写真のように1枚1枚屋根材が重なってできています。
スレート屋根は雨が降った時、雨水は屋根の表面だけでなく屋根の裏側も伝います。
裏側を伝った水は通常、屋根の重なり目から排出されるのですが、重なり目が塗料で埋まったりすると水がうまく排出されず屋根材の裏側が常に湿ってしまったりします。
屋根材の下には防水のシートが貼られているので直ちに雨漏りする可能性は低いですが長期間その状態が続けは必然的に痛み、漏水につながります。
ですのでスレート屋根の塗装の際は重なり目を埋めないような塗装をする必要があります。
方法としては、
①縁切りといって、埋まってしまった部分をカッターやカワスキという道具を使い、切り離していく。
②タスペーサーという部材を使用し、重なり目のすき間を確保する。
③塗り替え時は屋根材が反り返っていて、何もしなくてもすき間が確保されている
さまざまな方法はありますが、大切なのは屋根材にすき間ができているのか、という結果です。
もともとすき間ができている屋根にタスペーサーを入れると部材が落下し、雨樋の中でつまりを起こしたりしてしまいますし、縁切りも仕上げた屋根の上を歩いたり、カッターを入れたりするので傷をつけてしまうリスクがあります。
スレート屋根の塗装の縁切り作業ははお住まいの状態に合わせて、ご提案するのが一番だということです。
今回のS様の屋根は前回、縁切り等行われておらず屋根の裏側の水が排出されづらい状況でした。
屋根をはがすと下の屋根が白く変色しています。
長期間雨水の排出がうまくいっていなかったのがわかります。
下地は大丈夫そうなので、この時点で工事できてよかったです。
今回の塗装ではしっかりと縁切りして正常の水の流れを作りたいと思います。
サッシや塗らない部分を養生と言ってビニールなどで覆う作業を行いました。
キレイに塗る作業以上に大事な作業です。
時間がかかる作業ですが丁寧に行うと仕上がりに差が出ます。
屋根の金属部分は錆止めを下塗りします。
塗装する前に目あらしと言って表面に細かい傷をつけてあげることで塗料の密着を高めます。
黒さび色を下塗りしていきます。
屋根以外の鉄部も下塗りを行いました。
白からこげ茶へ色が変わります。
今までとは違った印象になります。
仕上がりがとても楽しみです。
明日は晴天のようですので屋根の塗装を中心に進めていきます。
それではまた!!
屋根の見えない部分のいたみも直してこその塗り替えリフォーム
3/3~3/6 足場架設 高圧洗浄 雪止め交換
名取市ゆりが丘にお住まいのS様は今回が2回目の塗り替えです。
前回の塗り替えから10年が経過して、塗装が傷んできたのがみえてきたので今回塗り替えをご検討しました。
SPS宍戸ペイントサービスでは塗装をする前に現状を確認、調査してから行います。
ですがリフォーム工事は以前からやってみないとわからない、開けてみないとわからない、つまりは一度工事をスタート(一部破壊や解体をする)しなければ内部の本当の状態は見えません。
今回は屋根の雪止め、上に屋根が重なっているため見えなかった部分の劣化を確認いたしました。
塗装工事に先立ち、まずは足場の架設を行いました。
立派なガーデニングがありましたので周囲確認作業で行いました。
現状の屋根です。
前回の塗装が剥がれています。
SPSでは10年後にこのような状態にならないように適した材料と工程で作業します。
屋根洗浄を行っています。
先ほどの剥がれている塗膜を取り除いてから塗装しなけらばならないのですが、工具や手作業ではがす前に高圧洗浄ではがせるところははがしていきます。
はたして洗浄機でどれだけはがせるのか?
なんと!かなりはがれました。
とりきれなかった部分は手作業ではがしていきます。
屋根の洗浄をしていて、雪止めの問題が発覚しました。
洗浄前は何も問題ないように見えますが・・・
少し力をかけると雪止めが壊れてしまいました。
屋根を一部はがしてみると、屋根の下の雪止めがものすごく錆びていて、今にもちぎれそうな、ちぎれているものもある状態でした。
ここで気づかなければ大雪が降った時に一緒に落下して大変なことになるところでした。
すべて交換します。
屋根材を戻して完了です。
今回、屋根の見えない部分の劣化に気づけて本当に良かったです。
塗り替え工事は、リフォームです。見た目だけがきれいになるだけではなく、その機能も修復しなくてなならないと思っています。
問題を解決し、安心して長く暮らせるお住まいづくりをさせていただければと思います。
明日から引き続き塗装作業を行いたいと思います。
それではまた!!