多賀城市 外壁塗装・屋根塗装 A様邸 2022.9.9
外壁ガルバリウム鋼板の塗り替えも行っています!
9/9~10/17
多賀城市城南にお住まいのA様。
築15年を過ぎて、外壁の汚れが目立つようになり今回塗装工事を行うことになりました。
A様はSPSのホームページをご覧になって、ご依頼いただいたようです。
これからも少しでも塗装工事の内容がわかりやすくなるように更新していきますのでよろしくお願いします(^^)/
A様のお住まいの外壁は、窯業サイディング、ガルバリウム鋼板、木の3種類がミックスされています。
ガルバリウム鋼板のカチッとした印象を、木が柔らかくしている素敵な感じのお住まいです。
今回は今のイメージを大きく変えないで仕上げていきたいと思います(^^)/
ガルバリウム鋼板はアルミが含まれた金属で錆に非常に強い建材なのですが、雨に濡れない部分(水がかからない)は白錆が発生してしまうという特徴があります。
ですので屋根に関してはほとんど心配ないですが外壁の軒下などの部分で、写真のような現象が起こってしまいます。
今回塗装をしっかりと行い、今後は定期的に散水していただきたいと思います。
窯業サイディング部分はサッシからの伝い水の影響で、カビやコケの付着がみられました。
塗装後にサッシからの伝い水を防止する「ツタワン」という水切りを取り付け、今後の対策をします。
木部は紫外線や雨水の影響で特に傷みやすい部材です。
定期的に塗り替えを行わないとあっという間に腐食してしまうので注意が必要です。
塗装工事は足場設置後、高圧洗浄からスタートします。
屋根、外壁、土間などを高圧洗浄機を使ってきれいに洗っていきます。
屋根の塗装は、塗装前に目あらし作業を行います。
金属系の屋根は表面がつるっとしているのでそのままだと塗料の密着があまりよくありません。
サンドペーパーを使って全体を磨くことで長持ちする塗装になります。
下塗りはエポキシ樹脂の錆止めを使用します。
密着力とさび止め効果が両立されているので金属系の屋根に適しています。
屋根の中塗り、上塗りを行います。
塗膜がしっかりとついているのでとてもきれいにしあがっています(^^)/
続いて外壁の塗装です。
外壁のガルバリウム鋼板部分は錆止め効果のある下塗り材を使用します。
仕上げの色が黒系なので下塗り材も黒を使用しています。
既存が黒の外壁は黒で、既存がシルバーの部分はシルバーで仕上げていきます。
今回使用しているのは弱溶剤(油性)塗料の艶消しです。
弱溶剤塗料で艶消し、金属に塗れる塗料というのはどのメーカーでもほとんど作っておらず、非常に珍しい塗料となっています。
今回のように完全艶消しで弱溶剤をご希望の際はご相談ください(^^)/
シルバーと黒で色分けしていきます(^^)/
合計3回塗りで仕上げました(^^)/
外壁塗装完了後に雨樋などの付帯部も仕上げていきます。
木廻りのシーリングは塗装完了後に近い色で施工します。
上に塗装をしないので、紫外線に強い高耐候のシーリングで施工しました。
門柱もきれいに塗装しました(^^)/
足場解体し、塗装工事完了です!
屋根もきれいに仕上がりました(^^)/
新築の時の色を再現した今回の塗り替え工事。
ガルバリウム鋼板の艶消し感やシルバーなど、うまく再現できたのではないかと思います(^^)/
A様、ありがとうございました!!